この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
迷路・・・Ver.K
第10章 誘惑

忘れる




忘れられる











きっと

忘れられる









忘れなきゃ

いけないんだ








「・・・神島さん・・」







マシロは
隣に座った途端


黙りこくり





そして






俺の目を

長い前髪の向こうから

覗きこんだ







「どうした?酔ったか?」





酔ってるのは

俺だ





「子供扱い・・しないでください」





あ・・・前に

聞いたセリフ






「してないよ」




そう言って

背中から手を回し
マシロの頭を
ぐしゃっとやる




「・・だから・・それが・・」





少し瞳が潤み

マシロが


マシロでなくなる瞬間を

見た気がした





「わかってる」





「子供じゃない・・」









忘れる




・・・忘れる・・ため








/290ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ