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迷路・・・Ver.K
第11章 涙の理由

馴染みの店を

二軒。




二軒目で席を立った時

ちょっと
酔ったな・・と感じた。




酒の量が
半端ないせいか

度数の高いものばかり
飲んでいるせいか・・・



酒には強いはずなのに

最近
酔いが回るのが早い





そんなことを
思いながら

レジに向かう




財布を手にした時




鍵のついた
キーホルダーが
音を鳴らした







まだ



返せないでいる


神島さんの鍵が







愛おしい







鍵がカチャカチャと
音を鳴らしただけで

喉に
痛みが走る俺は



今・・どんな顔してるんだよ・・




喉の痛みに
対抗するように
俺は
奥歯を噛みしめた





レジに立つ
顔見知りのアルバイトには



馬鹿みたいに

酔ったふりをして




多分
潤んでしまった
目を誤魔化し





金を払って





店の外に出た






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