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迷路・・・Ver.K
第11章 涙の理由

抱きしめる手を
緩め
ユウヤと
見つめ合うと
まだ
切ない顔をした
俺のユウヤが
ぼそりと
つぶやいた
「俺・・・どうしたら・・」
「かまわねーよ」
「・・・?」
「バレたってかまわねー
だから
何も気にするな」
「・・でも・・」
「レイがどんだけ
人に話しても
なんともねーよ
そのくらい
ユウヤには
価値があるんだ
なんも怖くねー。
俺が
今一番怖いのは
お前の
親御さんに説明しなきゃ
いけねーことと
お前を
失うことなんだ
これからは
俺がお前を守るから
俺のそばに
ずっといてくれないか
好きなんだ…ユウ…」
「神島さん…
俺も
……好きです」
緩め
ユウヤと
見つめ合うと
まだ
切ない顔をした
俺のユウヤが
ぼそりと
つぶやいた
「俺・・・どうしたら・・」
「かまわねーよ」
「・・・?」
「バレたってかまわねー
だから
何も気にするな」
「・・でも・・」
「レイがどんだけ
人に話しても
なんともねーよ
そのくらい
ユウヤには
価値があるんだ
なんも怖くねー。
俺が
今一番怖いのは
お前の
親御さんに説明しなきゃ
いけねーことと
お前を
失うことなんだ
これからは
俺がお前を守るから
俺のそばに
ずっといてくれないか
好きなんだ…ユウ…」
「神島さん…
俺も
……好きです」

