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執事とお嬢様の禁断の模様
第2章 同志
キーンコーンカーンコーン……
4時間目の終わりのチャイムが鳴る。
ああ、やっとお昼だぁ…
「はい、これで4時間目を終わります」
先生の一言で、委員長が号令をかける。
「起立! 礼」
そして、みんなでそろって
「「「ありがとうございました!」」」
これで、授業が終わった。
ちゃんとやらないとやり直しになるから…みんな結構きっちりとやってる。
「あっ、妃奈浬! 今日も一緒にお弁当食べよ~!」
私が教科書をしまい終わったときにそう言って話しかけてきたのは、
私の大切な友達の、西条沙耶香(さいじょうさやか)。
沙耶香は小柄で明るくて可愛い。
頭もいいから、いざとなったときにも頼れる、いい友達。
「妃奈浬様、こんにちは。私の主をよろしくお願いします」
静かな口調で話しかけてきたのは、沙耶香の専属執事の、
九条孝博(くじょうたかひろ)さん。
いつもクールで笑ったりはしないけど、実はすごく優しい。
私は2人に笑いかけて、うんとうなづいた。
4時間目の終わりのチャイムが鳴る。
ああ、やっとお昼だぁ…
「はい、これで4時間目を終わります」
先生の一言で、委員長が号令をかける。
「起立! 礼」
そして、みんなでそろって
「「「ありがとうございました!」」」
これで、授業が終わった。
ちゃんとやらないとやり直しになるから…みんな結構きっちりとやってる。
「あっ、妃奈浬! 今日も一緒にお弁当食べよ~!」
私が教科書をしまい終わったときにそう言って話しかけてきたのは、
私の大切な友達の、西条沙耶香(さいじょうさやか)。
沙耶香は小柄で明るくて可愛い。
頭もいいから、いざとなったときにも頼れる、いい友達。
「妃奈浬様、こんにちは。私の主をよろしくお願いします」
静かな口調で話しかけてきたのは、沙耶香の専属執事の、
九条孝博(くじょうたかひろ)さん。
いつもクールで笑ったりはしないけど、実はすごく優しい。
私は2人に笑いかけて、うんとうなづいた。