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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相
パタン…
トサッ
「…はぁ」
部屋に入ってソファに座るなり、
私はため息を吐く。
結局今日も食欲なくて、
ご飯残しちゃった……
せっかく秀一が作ってくれたのに。
「はぁ……」
最近……こんなことばかり。
あれから、1週間以上経ってるなんて……
秀一とは気まずいし、沙耶香とも話せてない。
と言っても、沙耶香がお昼誘ってくれてるのに、
私が断ってるだけなんだけど……
結局……逃げてるだけなんだよね。
ああ、いやだなぁ……
逃げてるだけの自分がいや。
体勢を崩し、ソファによりかかる私。