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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相




 私は鏡をしまい、スリッパを脱いで
ソファに寝っ転がる。



 そういえば最近、
あんまり具合よくないかも……



 夜眠れないのは精神的なものとしても、
目まいがよくするようになった。


 あといつも、体がだるい気がする。



 まぁ、いっか……
そんなひどいものじゃないし。



 どうでもいい…



 ゆっくりと目をつぶる私。




 最近無気力になっている気もするけど……





「本当…私ってバカだよね」




 独り言を言っても、物事が解決するわけじゃない。


 でも、つい言ってしまう。





 本当私、この頃なにしてるんだろう……






 生きてる意味あるのかな?









 色々思考を巡らせている間に、
なんだか眠くなってきた。







 ああ…眠いのって、気持ちいい……








 ソファだけど、いいか……
眠くなることなんてあんまりないし。













 ああ…このままずっと、

寝たまま時が過ぎたら……――











 私はそのまま、

睡魔に身をゆだねた。







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