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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相


 ガチャ




「失礼します…お嬢様?」




 ドアを開けながら、妃奈浬に声を掛ける。




「ひな…… !! お嬢様!」




 なんと妃奈浬は、
部屋の右側のソファに寝ていた。



 私は早足で駆け寄り様子をうかがう。


 どうやら寝ているようだが、様子がおかしい…


 寝ているのに、顔が赤く息が荒い。


「……!」


 額に手を当てると、
すぐに熱があるとわかった。




 私は急いで妃奈浬をベッドに寝かせ、
医師を呼びに行った。





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