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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相
「しゅういち…♪」
妃奈浬はまるで仔猫のように
私にすり寄ってくる。
「おっ…お嬢…様?」
思わず声が上ずってしまった。
一体…なにが起こっている……?
熱で、混乱しているのか?
困惑はするものの、
本心は妃奈浬に触れることができて嬉しい。
久し振りに触れた妃奈浬の身体。
愛しさが込み上げてくる。
妃奈浬の柔らかく、
いい匂いのする身体がたまらない。
本当は抱き締め返したいが…
自分から触れることはなるべくやめよう。
これでも、
我慢するのが精一杯なのだから……
「ふふっ…しゅういち……」
妃奈浬は更に身体をすりつけてきた。