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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相
「いえ、そういうわけではっ… ?!」
ドサッ…
私は妃奈浬に引っ張られて
体勢を崩してしまった。
私は今、妃奈浬の上に覆いかぶさっている。
妃奈浬は今、私の真下にいるのだ。
その体勢に、胸が高鳴る。
今すぐ襲ってしまいたい…
妃奈浬は私の気も知らず、
嬉しそうににこにこしている。
「うふふ…しゅーいち、だいすき…♪」
「っ……!」
妃奈浬の可愛さに、胸が高鳴る。
妃奈浬に気づかれない
程度に、ため息を吐く私。
目の前にはごちそうがあるのに、
おあずけというところか……
いや…本当にごちそうなら
我慢はできるが、これはなかなか難しい。
拷問なのか?これは……
「ねぇ…しゅういち」
「…はい、お嬢様…」
妃奈浬は自分の唇に
指を当てて、妖艶な表情をした。
まさか…と思い、
色々な理由で胸が高鳴る。