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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相

 その瞬間、顔をしかめる妃奈浬。



「…しょっぱい…なんか、へんなあじ……」

「フフ…大人の味、というものですよ」

「……???」



 怪訝な顔で私を見つめる妃奈浬。



 ……あ、そうだ、妃奈浬に夢中で
すっかり忘れていた…


 早く、夢だと思っているうちに
聞きださなくては……



 私はベッドから下り、
布団を掛け直してからイスに座りなおした。



「ところでお嬢様…なぜ、触れるのを禁じたのか…
別れようなどと言ったのか、話していただけますか?」



 早速妃奈浬に聞くと、
妃奈浬も忘れていたのか少し目を見開いた。



「……うん」



 ベッドに寝たまま、しゅんとした顔で
コクンとうなずく妃奈浬。


 その姿はまるで耳のたれた仔猫のようだと思った。



「じつは…ね、なつみせんせいが…」

「…? 菜摘先生…?」

「うん…じつはね、なつみせんせいに
ほうかごよびだされて、

あさぎさんとつきあってるのってきかれて……」

「……!!」



 思わず、目を見開く。


 どういうことだ…?

 公には知られていないはず……


 妃奈浬は遠慮がちに私を見た。


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