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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相



「あ…なんか、ぼやけてきた……
もう、ゆめ…さめちゃう……」



 妃奈浬は必死でこちらを見続けようとする。


 だがすでに妃奈浬の眼は、まぶたによって
強制的に暗闇へ、
そして眠りへと誘い込まれようとしていた。

 まぶたが必死で閉じようとしているのと、
妃奈浬が必死で開けようとしているのでまぶたが震えている。



「ぁっ…しゅういち、さいごにキス…して」

「…かしこまりました」



 優しく唇を重ねる。


 約3秒後に唇を離すと、
もはや妃奈浬は寝ているのか起きているのか
わからないくらい、まぶたが閉じかけてしまっていた。




「また…とき…どきは、
ゆめのなかで…あってね…?」



 妃奈浬は睡魔と闘いながら、
かすれた声で私に問う。



「ええ…」



 私が静かにうなずくと、
妃奈浬はホッとしたのか顔を緩める。



「うん……やく……そ…く……」




 妃奈浬はゆっくりとまぶたを閉じながら、
眠りに落ちたようだった。




「…おやすみなさいませ」




 妃奈浬の額に優しくキスを落とす。




 最後の方は…妃奈浬が熱であることも
忘れて、夢中になってしまったな…



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