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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相
「20時…18分ですね」
「えっ…!? もうそんな時間なの?」
「ええ…なにか予定でも?」
「ううん、そういうわけじゃないけど…
私、そんなに寝てたんだなって…
むしろ、そんなに寝れたんだなって…」
昨日はいつ寝たかな…10時よりは前だよね、
夕食食べたあとだから8時くらい…?
睡眠時間普通に20時間超えてる…
うそ…信じられない……
ってことは丸一日寝てたってことに…
どうりでフラフラすると思った……
「クス……」
「えっ……?!」
考えるのに夢中になっていると、
秀一の笑う声が聞こえた。
驚いて秀一を見る。
「今日はまるで、付き合う前のように
血色がいいですね…
なにかいいことでもあったのですか?」
「え……あっ……」
確かにいいことはあったけど…
言えるわけないっ…
また思い出してしまい、
顔が熱くなるのがわかった。