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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相



「な、ないよ……なにもっ」

「…本当ですか?」

「ほんと……っ」

「そうですか…」




 私が必死で否定しても、
まだ秀一は余裕な顔で笑っている。


 なんか今日の秀一、いつもと違う……?



 別れてからはずっと心配そうな顔とか、
無理して笑ってる顔とか、

そんなのばっかりだったのに……




「あ…浅葱こそ、なにか
いいことでもあったの…? 

今日はなんだか、普通に笑ってる…」

「え……?」

「だっていつも…
無理して笑ってたりするから……」


「……!」



 秀一は驚いたように微かに目を見開いたあと、
少し苦々しく笑った。



「確かに…そうですね。

妃奈浬お嬢様と別れてからはずっと…
毎日とても辛かったです」

「っ……」




 ズキン…



 胸に鈍い痛みが走る。



 やっぱり……



 痛む胸を押さえるかわりに、
布団をぎゅっと握った。



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