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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相
「でも……」
「っ……?」
ドクンッ…
真剣な、まっすぐな瞳で私を見つめる秀一。
無意識のうちに胸が高鳴る。
「私はあなたを愛しています」
「っっ………!!」
ドクンッ
心臓が早鐘を打つ。
その言葉に、胸からなにか
温かいものが湧き上がってくる気がした。
「私はもう一度…
あなたと付き合いたい」
真剣な瞳の中に、切なさが宿る。
でも私は……
「っ……そんなの、ダメ…だよ」
答えることはできない。
再び付き合うなんて、
先生の問題を解決しない限りは不可能だ。
秀一はその瞳のまま目を細める。