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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相



「なぜ……? 

妃奈浬お嬢様は、私が嫌いですか?」


「そうじゃ…なくて…」



 嫌いなわけない…




「では……私が好きですか?」


「……っ…」



 大好きなのに……



 言いたいのに言えなくて、
胸が締めつけられる。




「……どちらでも、構いません」


「え……?」




「…私はきっと、もう一度
あなたと恋人同士になってみせます」



「っ……!!」




 ドクンッ!



 心臓が激しく鼓動する。




 私はその真剣すぎる瞳に捕まえられて、
もう秀一から逃げることはできない気がした。



 静かに敬礼をする秀一。




「…出過ぎたことを言いました。
申し訳ありません」



 頭を上げ、また真剣な眼で私を見る。




「しかし…私は本気です」

「っ……」


「…遅くなってしまい申し訳ありません。
では、夕食をお持ちいたしますね」

「…ぁ…っ…」



 パタン…



 私が声を掛ける暇もなく、
秀一は会釈をして部屋から出て行った。



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