この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相
ドクンッ、ドクンッ、…
もう秀一は出て行ったのに、
全身が脈を打っているのかと勘違いしそうなほど
私の心臓は鼓動していた。
秀一……
さっきの秀一の真剣な顔を思い出す。
顔が熱い。
…ダメ……
まだドキドキしてる……
胸に触れると、心臓が激しく
鼓動しているのがわかった。
ドキドキ、止まらないよ……
息も胸も苦しいのに、
なんだかそれは心地よい苦しさで。
胸がゆっくりと、
しかし強く締めつけられていく。
もう…大好き……っ
秀一がはっきりと言ってくれたおかげか、
その日はなんだかよく眠れた。