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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相



「うん…起きてるけど、熱があるみたいで…」


「熱…? …申し訳ありません、
部屋に入ってもよろしいでしょうか?」

「う、うん」



 ガチャ



 私が返事をすると、
秀一はすぐに部屋に入ってきた。



 ドキンッ…



 秀一の姿を見て、また胸が高鳴る。



 いつもの執事姿なのに、
今日はなんだか一段とかっこよく見える……


 なんで……?





「……お嬢様?」


「えっ……ふゎあっ…!」




 気づくと、秀一が目の前にいた。



 いっ、いつの間に…?



 また別の意味でも心臓が激しく鼓動している。



 あっ…顔赤いと私がドキドキしてるって
秀一にばれちゃう……!


 焦って顔を手で覆う私。




「顔が、赤いですね…」

「っっ……?! そ、それは……」



 やだっ…秀一がこっち見てる…
恥ずかしい……


 ぎゅっと目をつぶる私。


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