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執事とお嬢様の禁断の模様
第6章 真相
「ごちそうさまでした…」
静かに手を合わせる私。
「どういたしまして♪」
佐奈さんは鼻歌でも歌いそうな
勢いで食器を下げ、お大事にと去って行った。
あぁ…やっと横になれる……
私は布団を上に引っ張りながら
布団とベッドの間に身体をすべり込ませた。
さすがにずっと起き上がっていると辛い。
案の定布団に入っている今でも寒いし、
感覚的に身体が小刻みに震えている。
でもうどんは美味しかった……
うどんさんのおかげで、
すぐ治りそうだよありがとう……――
私はうどんさんに感謝しながら、
ゆっくり眠りへと沈んでいった―――