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執事とお嬢様の禁断の模様
第7章 終わりと始まり

私は爆発しそうな期待を秘め、
声のした方を向いた。
「っっ~…!! しゅう…いち……っ」
私は嬉しさで潤む目をそのままに、口を手で覆った。
秀一はそんな私に、優しく微笑んでくれる。
「っっ……?! しゅ、秀一…さん…っ?」
先生は大きく瞳を揺らがせながら、
驚愕した様子で秀一を見つめる。
先生を見る秀一の目は、
私を見るときと違って冷たかった。
秀一は、先生に気があるわけ
じゃないんだと少しホッとする。
「っ?! もしかして、あなたが警察に……?!
そんな!どうやって知って……」
激しく動揺しながら秀一に問う菜摘先生。

