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執事とお嬢様の禁断の模様
第7章 終わりと始まり
「…私、もしかしたら
寝言で言っちゃってたかも……?」
「え? 夢の中で浅葱さんに言ったの?
どんな感じで?」
「え…どんな感じで…って……」
ど、どんな感じって……
もやもやとあの恥ずかしい夢の
記憶がよみがえり、顔が熱くなる。
あぁあ……ダメダメ…
思い出しちゃダメだってば…
あることにハッと気づいて顔を上げると、
やはり沙耶香がにっこにこして私を見ていた。
「ぁ…あの、沙耶「もしかして、
エッチなことする夢とか……?」
「っっ~~…!」
図星をつかれ、鼓動が早くなる。
あぁ、やっぱり……
沙耶香鋭い…というかちょっと怖い…
それとも私がわかりやすいの……?
私は素直にコクリとうなずくしかなかった。
満足そうな笑みを浮かべる沙耶香。
「ねぇ、それも話してくれる?」
ドキッ
やっぱりそうきた……!