この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
キスマーク
第1章 口
そんなことを思いながら 相手の情報ももらう。
まずは名前を確認。
「加藤・・・げん?」
「しずか。玄と書いてしずかって読む」
「へ~・・・きれいな名前だね・・・」
「ありがと。でも俺自分の名前あんまり好きじゃないんだ」
そういいながら
イケメン・・もとい、しずかはすでにスーツに着替えていた。
腕のボタンをはめるしぐさ。
ネクタイを締めるしぐさ。
上着を羽織るしぐさに、ぐはっ。とやられる。
これが、男に魅力を感じるしぐさか。
確かに。
今まで男がいなかったわけじゃないのに
こんなに「着替える」と言う行為を下心アリアリで
見つめたのは初めてだ。
「もったいない。 いい名前なのに」
「小さいころ、よくからかわれたからね。女みたいだって・・・」
ああ。なるほどね。
小さいころって言うのは結構決めつけるもんだよね。
女みたいな名前。
男みたいな名前。って。
まずは名前を確認。
「加藤・・・げん?」
「しずか。玄と書いてしずかって読む」
「へ~・・・きれいな名前だね・・・」
「ありがと。でも俺自分の名前あんまり好きじゃないんだ」
そういいながら
イケメン・・もとい、しずかはすでにスーツに着替えていた。
腕のボタンをはめるしぐさ。
ネクタイを締めるしぐさ。
上着を羽織るしぐさに、ぐはっ。とやられる。
これが、男に魅力を感じるしぐさか。
確かに。
今まで男がいなかったわけじゃないのに
こんなに「着替える」と言う行為を下心アリアリで
見つめたのは初めてだ。
「もったいない。 いい名前なのに」
「小さいころ、よくからかわれたからね。女みたいだって・・・」
ああ。なるほどね。
小さいころって言うのは結構決めつけるもんだよね。
女みたいな名前。
男みたいな名前。って。