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碧竜の花嫁
第1章 碧竜の過去
パオロの足には鉱山の中にいたはずだが、翡翠から貰った野苺の汁がカーゴパンツに付着していたのをステラは見逃さなかった。

「あっ…」

決定的な誤算ーー

それはパオロにとっては翡翠の事を話さなければならなくなることだ…
寧ろ、ステラは無垢であり疑うことを知らない少女だったからだ。

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