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魅惑的な指先
第3章 車内に響く、音と吐息

私が快楽を求めてる…?
あんな風に触れられて、気持ち悪さを感じているのに。
理人さんは、何が言いたいんだろう。
それに、理人さんと会ったのは今日が初めてのはず。
痴漢されているのを見られた事も…。
困惑して話し出せずにいる私に、理人さんは唇を耳元に寄せて囁いた…。
「とても色っぽい表情をしていましたよ?
あんな顔をしておいて、嫌だと?」
「わ、私っ、そんなつもりはっっ…!!」
反論しようとした私。
その私に顔を近づけた理人さんは、そのまま私の唇を塞いだ。

