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マネキンなカノジョ
第5章 カノジョとお使い
「…こう…?」
「そうそう。そんな感じ。
お姉さん、素直でいいねぇ」
雨がバスの屋根にバシバシと打ち当たる音に混じって、興奮で上擦った声。
何人か座れる長い座席。
そこに座って、下着姿で片脚だけを乗せた恰好。
ガバッと開いた脚の前に、タンクトップ姿の運転手が屈んでいる。
気温の暑さに加えて、恥ずかしさで更に顔が熱くなる。
「…近い…」
運転手の荒い鼻息が内股に掛かる。
ショーツ越しとは言え、アソコを見られている感覚。
蒸し暑さの中でピタッと閉じていた脚。
…匂い……分かっちゃう……
ジワッと汗がカラダ中から滲み出る。
プルプルと内股が震える。
カラダを支える右手の指先がシートに沈む。
…こんなに…じっくり……アソコを………
「ほらほら、脚閉じちゃダメだよぉ?」
自然と動いていた左脚。
立てている左膝を左手で外に引く。
…こんな…バスの中………
ドキドキが治まらない。
そればかりか、内股に感じる運転手の荒い吐息に余計に昂る。
おっぱいの谷間に汗が流れる。
ブラの中が暑く感じる。
ショーツが肌に張り付く。
気温のせいだけじゃなく、カラダの奥から熱くなってきた。
運転手の背後にある窓には、相変わらず雨が打ち付けていた。