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マネキンなカノジョ
第5章 カノジョとお使い
「…んはぁっ……こんな…トコで………」
人気が無く暗闇に包まれていても、外同然のシャワー室。
ワレメを洗おうと指を滑らせても、その刺激に再び情欲が沸き上がろうとする。
「…ダメ…なん……だからぁ………」
カラダを捩って、情欲を紛らわせようとする。
それでも、ワレメを洗う指が止まらない。
クチュクチュとイヤらしい音を聞くと、おっぱいを洗っていた手がグニュグニュとイヤらしく揉みだす。
…こんなトコで…オナ…なんて……
まだ残っている理性が、両手を止めようとする。
それでも、クリトリスとおっぱいから来る刺激に、手が止められなくなる。
「…んはあ……だ…ダメ………」
熱い息が洩れ出した。
シャワーの冷たい水も、火照ったカラダに効果が無い。
「…も…もう……また………」
理性が情欲に屈しようとした時だった。
ガサッと言う、草木が擦れる音が耳に届いた。
途端に冷静になる頭。
…だ…誰…?
誰か…居るの?
暗闇を見詰める。
『俺らもたまに…』
運転手の言葉が頭を過ぎる。
…俺らって事は…
あの人以外にもここを知ってる人が………
シャワー室の所有者とも、運転手の知り合いとも想像がつく。
…今のこの姿じゃ…
全裸で居れば、簡単に犯されるのは明白。
暗闇に目を向けながら、自然とおっぱいと股間に腕を動かす。
「…だ…誰…? 誰か…居るの?」
震えた声が出る。
おっぱいが潰れる程に、ギュッと腕を巻き付ける。
それでも、収まりきらない柔肉が腕から食み出る。
股間に手を差し込み、ワレメに沿って宛がう。
先程みたく、簡単にはイヤらしいスイッチは入らない。
掌にネチョッとイヤらしい粘りを感じながら、暗闇を凝視し続けた。