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マネキンなカノジョ
第5章 カノジョとお使い
 
 チャポンとお湯が跳ねる。

 音源を中心に、水面に波紋が広がる。

「…ふぅ…」

 漸くさっぱりした。

 美奈ちゃんに連れられて帰ってみれば、既に深夜も遅い時間だった。

 遠慮する美奈ちゃんを強引に泊めさせた。

 先ずはお風呂とばかりに、バスルームに直行。

 今度こそ、念入りに体の隅々まで洗って浴槽に突入。

 歩き疲れた脚から、疲れがお湯に滲み出るようだった。

「…はぁ…」

 さっきとは違う溜息。

 浴槽の壁に凭れて視線を落とす。

 お湯にプカプカ浮いてるおっぱい。

 汚れも無くなり、瑞瑞しさを取り戻した。

「……………」

 その先端を見ての無言。

 軽く沈色した五百円玉程度の大きさの乳輪と、小指の先程の乳首。

 その乳輪よりも僅かに大きく歯形が残っていた。

 更に視線をずらせば、お湯の中で揺らめく黒い影。

「…私……ヤリマン…だったっけ………」

 ここ数日だけでも、二人におっぱいを好きなように弄ばれ、揉まれた。

 二人のモノを口でもアソコでも咥えた。

 更には、今までには無かった乱れっぷりまで晒している。

「…私…どうしちゃったんだろ…」
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