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マネキンなカノジョ
第6章 カノジョと砂浜
…こんなトコで……
おっぱいをシートに押し付ける。
シートを通して、砂の熱さが潰れたおっぱいから伝わってくる。
しかし、波の音に紛れて、周りの喧騒が耳に届く。
熱くても、押し付けたおっぱいを離す事は出来ない。
周りの喧騒にギュッと目を瞑る。
「流石、明日香ちゃんだねぇ。
おっぱいが脇から食み出てるよ」
先輩の言葉に、カァーと熱くなってくる。
「…言わ…ないで……」
恥ずかしさが込み上げてくる。
しかし、油断したら違う声が出そうな気がして、あまり口が開けない。
「爆乳は凄いねぇ」
「…ひぅっ…」
あからさまな言葉と同時に、背中を滑る先輩の手の感触。
思わず声が洩れた。
殆ど丸出しなお尻と、体から食み出したおっぱい。
丸裸と言ってもおかしくない姿を、人気のある砂浜で晒している。
…ダメ…こんなトコ……
誰かに…気付かれたら……
腕に額を強く押し当てる。
唇をキュッと結んで、声を押し殺す。
しかし、鼻からの息は荒さを増して、伸びた脚はモゾモゾと動き出していた。
「明日香ちゃんは、背中も綺麗だよねぇ」
クリームのネットリとした感覚と一緒に、背中を滑る先輩の手。
そこから来るゾクゾクとした感覚に言葉を返せない。
「じゃあ、念の為にもう一回…」
背中を滑っていた先輩の手。
それが下半身へと向かったと思えば、グニュッと両手でお尻を鷲掴みにした感触。
「…っ! ん…んんっ……」
小さい布を更に食い込ませようとばかりに、円を描きながら揉んでくる。
水着の小さな生地が、ワレメとお尻のアナの間で擦れる。
体の中を刺激が突き抜ける。
一気に脳まで来た感覚に、眉を寄せながら声を押し殺す。
「明日香ちゃん…。感じちゃってるかな」
先輩の意地悪な言葉。
お尻が勝手にクネクネ動いてる。
「…違う……から……」
それでも否定する。
目をギュッと瞑り続けて、脳まで突き抜けた感覚を忘れようとしていた。
「お、おい…あれ……」
「あ…あぁ…。すげぇな……」
次の瞬間、先輩とは違う声が耳に届いた。
…う…そ………