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マネキンなカノジョ
第6章 カノジョと砂浜
顔を臥せながら、耳とお尻から来る感覚に体を熱くする。
一体、何人が周りに居るか分からない。
そんな中で、クリームを塗る先輩の手は、動じる事無くお尻を揉み続けている。
お尻の柔肉を掴んで、左右に谷間を広げる。
更に食い込んでくる水着。
「うわ…。やらし……」
「あれ…見えてるよな……?」
複数の視線が、開いたお尻に突き刺さってくる。
「…んは…ぁ……」
体が熱い。
先輩の手から逃げられない。
体を起こそうものなら、周りにおっぱいまで晒け出す羽目になる。
ただ、微かにお尻を振って、抵抗の意図を先輩に伝えるだけ。
「明日香ちゃん…。やっぱ、明日香ちゃんて…マゾでしょ?」
ニヤニヤした顔が想像出来る口調。
「…んはっ…はっ……」
否定したくても、イヤらしい声が出そうになるのを堪えるので精一杯。
「みんなに見られてさぁ…。こんなお尻振って……」
…違っ…違うのっ!
止めて欲しいから振って……
「おっと…。ここも塗らないと…だな」
心の中で否定していた時だった。
アナルとワレメの間を通っている一際細くなっている布の下に、先輩の指が差し込まれた。
指先がワレメに微かに触れる。
先輩の親指がアナルに触れる。
「っ! ひゃぁっ!!」
脳へと伝わってきた感覚に、思わず声を洩らした。
「おいおい、マジかよ…」
「こんなトコで…あそこまでやるかぁ?」
「何かの撮影じゃねえの?」
「やっぱ、ヤリマンスケベ女でしょお?」
「あんなスケベ声出してるしぃ…」
周りのざわめきに頭が痺れてくる。
体が異様に熱い。
先輩の手が退けられない。
アナルとワレメに僅かに触れてる先輩の指で、お尻が勝手にクネクネ動く。
「あれ? 明日香ちゃん…濡れて来て……」
「…だ…ダメ……言わない…で……」
最後まで先輩の言葉を聞いたら、箍が外れそうで怖かった。