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マネキンなカノジョ
第6章 カノジョと砂浜
 
「…せ…せん…ぱぁい……はぁっ………」

 熱い吐息を抑えながらの明日香ちゃんの声。

 でも、止められない。

「おいおい、マジかよ…」

「こんなトコで…あそこまでやるかぁ?」

「何かの撮影じゃねえの?」

「やっぱ、ヤリマンスケベ女でしょお?」

「あんなスケベ声出してるしぃ…」

 通り掛かった男を筆頭に、集まりだした人々の囁きが聞こえてくる。

 同時に明日香ちゃんのお尻が微かにくねり始めてきた。

 やはり指を止められない。

 明日香ちゃんの堪えきれない吐息が聞こえる。


…今でもこんななのに…
…もっと、恥ずかしくなったらどうなるんだ…?


 黒い欲望が、更に明日香ちゃんを辱めようとする。

 軽く指先の力を増すと、アナルに指が僅かに減り込む。

 会陰に指が滑る。

「…んっ……あぁっ………」

 堪えきれなくなった明日香ちゃんの甘い喘ぎ声。

 同時に、はっきりと分かるくらいにお尻が揺れ出す。

 たくさんの視界の中で悶え始めた明日香ちゃん。

 アソコを滑らせていた指先に、日焼け止めとは違う液体の感触を覚える。

 こんな中でアソコを濡らし始めてきた事に、昂った興奮は抑えきれるものじゃなかった。

 更に明日香ちゃんを興奮させようと、指先に力を籠めた時だった。

「なぁにやってんだぁ?」

 突然、背後から野太い声が聞こえた。
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