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マネキンなカノジョ
第3章 カノジョとアルコール
 
 明日香の返事に、ポロッと箸をテーブルに落として目を丸くした。

 そうしている間も、明日香は平然とボタンを外していく。

「ちょ、ちょっと明日香っ」

 二つどころか、更に外そうとしている明日香を慌てて止める。

「なぁにぃ? 外せって言ったじゃなぁい」

「何で、本気にするのよぉっ。
 アンタに恥じらいってのはないのぉ?」

 唇を尖らせている明日香の胸元からは、柔らかそうな爆乳で作られた深い谷間が見えている。

「…って……」

 見えている光景に違和感を覚え、明日香の胸元を凝視する。

 視界には、白い肌の柔らかそうなおっぱい。


…おっぱい…?
……普通………他に…見える物……無かったっけ………?


 薄暗い中で、明日香のおっぱいを凝視しながら首を傾げる。

「もぉ。そんな見て……どうしたのぉ?」

 明日香の声もスルーして見続ける。

「あ………」

 呟いた声に、明日香が首を傾げる。

「明日香……」

「ん? なぁにぃ?」

「………アンタ……ブラ……してる?」

 見えていなかったのは、爆乳を包んでいる筈のブラジャーの生地だった。

「なぁにぃ? ちゃんとしてるよぉ?」

 そう言う明日香だったが、視界には明日香の生乳しか見えない。

 いくら目を凝らしても、柔肉だけが飛び込んでくる。

「…おい…。あの席の娘……。
 何か……すげぇぜ………」

 不意に聞こえた男の声に、はっと我に返り、明日香に声を掛ける。

「と、とにかく早くボタンっ」

「もぉっ。開けたり閉めたり………」

 明日香の身を案じて吐き出した言葉。

 それに対して、ブツブツと不満を洩らす明日香を前に、再び黒い感情が芽生えた。

「じゃあ……ボタンしたらさぁ………」
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