この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
マネキンなカノジョ
第2章 カノジョとランジェリー
 
 姿を現したのは、長めの茶髪でスーツを着崩した、一年先に入社した軽い雰囲気の先輩だった。

 口の中に物を含んでいた為に、コクンと頷いて返事をする。

「会社探しても居ないからさぁ。何処に居るかと思ったよ」

 軽い口調で、何の躊躇う素振りも無く隣に腰を下ろす先輩。

「あぁ。ゆっくり食べていいからね。俺は先に食っちゃったし、昼休みはまだ時間あるからさ」

 言われるまでもなく箸を口元に運び、口を動かし続ける。


…一体…何の用だろ……


 先輩の馴れ馴れしさは今に始まった事じゃないだけに、気にはならなかった。

 ただ、捜してまで話し掛けてくる理由が分からなかった。

「いやさぁ…。俺、昨日逃げちゃっただろ? だから、謝っとこうと思ってさ」

 笑みを見せながら軽い口調で言う先輩。

「大丈夫。気にしてないから」

 タメ口で返事をしても嫌な顔をせずに、先輩は安堵した表情を浮かべていた。

「そっか。でも、一応ゴメンね」

 頭を下げて整った顔立ちに白い歯を覗かせて謝る。

 先輩が謝っている間もお弁当の中身を片付け、最後の一口をゴクンと飲み込み口を開く。

「…それに……あの後、スカート捲ってって…言われた」
/201ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ