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マネキンなカノジョ
第4章 カノジョとネット
 
「…ヤバすぎる…」

 姿見に映った姿を見てボソッと呟いた。

 普段ではしない姿。

「…おっぱい…苦し……」

 小さくなったワイシャツを着たものの、乳首の形がプクッと浮かび上がる程、胸が圧迫される。

 ボタンを三つ外したところで、苦しさは余り変わらなかった。

 それどころか、ノーブラのおっぱいの谷間が更に露出されただけだった。

 相変わらず裾からは、陰毛が覗いている煽情的な姿に顔が赤らむ。


…これは…アイツじゃなくても……男なら………


 先輩がえっちな下着を着させる理由に頷けてきた。

 部位部位が布に隠されていても、それらが透けていたり食み出している下着。

 確実に貞操の危機が訪れるのは間違いないのはこの前で分かった。

 今はそれに輪を掛けて、殆ど隠れていない状態。

「…恥ずかしいけど…これは…」

 一段と顔が熱くなってきた。

 更には、カラダ中までもポカポカと火照って来ている。


…でも…えっちな気分には……


 子宮の奥がジンジンと疼きだしているのは気のせいだと思い込む。

「…てか……こんな事してる場合じゃなかった……」

 本来の目的を忘れかけていた。

 ベッドの上を見れば、アナルプラグが今か今かと待ち侘びてる気がしてきた。

 それに腕を伸ばして、ツルツルの表面を撫でて意気込んだ。
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