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マネキンなカノジョ
第4章 カノジョとネット
 
「…てか……」

 改めて動画を観てみる。

「…似たような下着……あるよね………」

 買わされたえっちな下着と似たような下着を試着している女性。

 あの時は、恥ずかしさがいっぱいで、どんな仕種をしたなんて覚えていない。

 ただ、画面の女性は股布の裂け目を広げて、自らワレメを晒していた。

「…私…あんな事……してないよね………」

 自ら言い聞かせている間も、画面の女性は巨乳をブルブル揺らしながら、お尻の食い込みをチェックしている。

 なかなかに解像度の高い画像。

 ショーツの紐から食み出るアナルや、細い股布から覗くワレメを鮮明に映し出していた。

「…えろ……」

 生々しいワレメやアナルの映像に、思わず声が洩れる。

 股布が徐々に汚れていってるのが分かる。

 細い紐のショーツを脱ぎ取ると、股布とワレメに細い糸が渡っている。


…絶対……私じゃない………はず………


 おっぱいの大きさや形などから、もしやとは少し思っていた。

 しかし、認めたくない以上、違う女【ヒト】だと言い聞かせていた。

 ただ、あの時も、動画の女性と同じように下着を汚した。

 お陰でえっちな下着を四着も買わされた。

「…やっぱり……問い詰めなきゃ………」

 何だか、ひたすら腕立て伏せがしたい気分になっていた。


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