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マネキンなカノジョ
第4章 カノジョとネット
 
 ピンポーンとチャイムの音で起こされた休日。

 目の前のテーブルには、黒い猫の絵が描かれた小さな段ボール箱。


…再び…この日が…やってきた………


 ビリビリとガムテープを剥がせば、エアクッションに包まれた物品の数々。


…って……
頼んだの一品なのに………


 プチプチとエアクッションを潰しながら、箱の中を覗き込む。

「…プチ…プチ……これ…プチ…は…プチ……」

 先輩の言ったサービスの正体が判明した。

 プチプチと潰す手が止められず、じいっとそれを見詰めるだけにする。

「…ネコ耳……プチ…カチューシャ…プチ……と………」

 三毛猫をイメージしたもふもふの耳が着いたカチューシャ。

「…で……プチ……これ…プチ…は……」

 同じように三毛猫の様な模様の入った尻尾があった。

 根元にはアナルビーズのように、透明な玉が五、六個連なっている。

「…やっぱり……プチ……アナルっ娘……プチ…の……必需…プチ…品…?……プスッ……」

 プチプチと潰すのも飽きた。

 それよりも、やらなきゃいけない事があった。

「…いざ……リベンジ……」

 ローションを手に、ガッツポーズをする。

「…明日香……ファイト……」

 徐に立ち上がり、スルンとショーツまで脱ぎ取った。

 アナルっ娘への野望は今まさに最高潮に達していた。

 何が何でもヤる気満々だった。

 下半身を剥き出しにして、仁王立ちで気合いを入れる。

「…あ……カーテン…閉めてなかった………」

 やけに部屋が明るい理由が良く分かった。

 少しばかり、気合いが萎えた。


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