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Neve
第1章 冬猫マロース
「そういえば」
「「ん?」」
セリシアの一言に僕とライトは同時に反応した。
セリシアは少し笑った。
「覚えてる?」
「何を?」
ライトは少し首を傾げた。
「5年前のー…マロースの話。」
「ああ…」
覚えてる。
忘れられるはずがない。
「今年も…探さない?」
『マロースを探しに行こうよ!』
少しセリシアが5年前のセリシアとダブる。
「いいんじゃない?」
ボーッとしているとライトが答える。
「やっぱりライは乗ってくれると思ってたっ!」
「俺だって時々は童心に帰りたくなるさ。」
「レイは?もちろん行くよね!」
答えはもちろん決まってる。
「行くよ!」
「「ん?」」
セリシアの一言に僕とライトは同時に反応した。
セリシアは少し笑った。
「覚えてる?」
「何を?」
ライトは少し首を傾げた。
「5年前のー…マロースの話。」
「ああ…」
覚えてる。
忘れられるはずがない。
「今年も…探さない?」
『マロースを探しに行こうよ!』
少しセリシアが5年前のセリシアとダブる。
「いいんじゃない?」
ボーッとしているとライトが答える。
「やっぱりライは乗ってくれると思ってたっ!」
「俺だって時々は童心に帰りたくなるさ。」
「レイは?もちろん行くよね!」
答えはもちろん決まってる。
「行くよ!」