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狂人、淫獣を作る
第3章 飼育
 まだフェラチオはしっかりと仕込んでいないので、動きはぎこちない。決して上手とも言えない。しかし後藤は、あえて大学合格まで楽しみにとっておいた精飲を、いよいよリナにさせられるということだけで射精してしまいそうになるほど、昂っていた。
 「おあっ……うぶ……っ」
 リナの口には大きすぎるのだろう、リナはずっと苦しげな声を漏らしている。
 しかし、その唇と舌は、巧みさや拙さとは次元の異なる一生懸命に奉仕しようとする忠誠心を、肉棒の感触を通し後藤の脳に波紋状に次々と浴びせかけてきた。
 後藤は嗜虐の麻薬に全身を侵され、身体全体が亀頭になったような錯覚に陥る。
 リナは舌をやみくもに必死に絡ませ、頭を前後させ、唇の端から唾液を垂れ流しながら奉仕を続けている。
 ――リナ、産まれて初めて飲むザーメンはこの俺のザーメンだ……!
 後藤は、リナの唇の端からあごを伝って制服のブラウスの上に唾液がポタッ……と垂れ落ちる瞬間を見た――
 気が付けば後藤は、リナの喉に粘度の高い大量の精液を叩きつけていた。
 リナは動きを止め、目を必死に閉じたまま口で受け止めていた。
 射精が終わると、後藤はゆっくりリナの口から肉棒を抜いた。
 「……リナ、口を開いて見せてみろ」
 リナは後藤の言葉にゆっくり上を向き、精液をこぼすまいと一度だけ軽くすすって、頬を少し涙で濡らしたまま口を開けた。
 舌の上には、リナの唾液と混ざって弾力のありそうな薄く黄色がかった精液がたっぷりと乗っている。
 「飲め、リナ。喉に絡まないようゆっくりとだ」
 リナは口と目を閉じると、少しずつ少しずつ、喉を鳴らしながら飲み込んでいった。
 「おいしぃぃぃ……」
 そして、指示されるでもなく空になった口を開いて後藤に見せた。
 精液は一滴も残っていない。
 どこかにこぼしても垂れてもいない。
 リナは、唇の周りを唾液で濡らし、頬を紅潮させ、髪を乱れさせ、単に何もない口を開き、涙目でじっと後藤を見つめているだけである。
 にもかかわらず、後藤にはそのリナの様子そのものが、どんな乳の突起より、どんな膣の花弁より、どんな尻穴のしわよりも、むせ返るような卑猥さにあふれて見えた。
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