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第4章 淫獣

　後藤の目はもはや生気を失ってうつろだった。にもかかわらず肉棒は、もはや行き場をなくしたオスのほとばしりによって、今にも破裂せんばかりに張っている。
　「ふぐんっ……！　ふぶぶっ……！　いふいふいふいふいふいふいふぅぅぅぅぅううっ!!」
　結芽は白い突起を尿道口から一気に引き抜いた。姿を現したのは綿棒だった。
　結芽は尻をビクビクビクッ！　と痙攣させると、尿道口から勢いよく小便を噴出させた。
　後藤は顔全体に結芽の新鮮で熱い小便を浴びながら、その瞬間、目の前の娘の『素』と同一物である大量の白濁液を噴き出し、その娘の口で一滴残らず吸引された。
　真っ赤に燃え上がる部屋の中で――おいしそうに喉を鳴らす音が響き渡った。

　その後、温泉宿で源の姿を見たものは誰一人いなかった。


＜終＞