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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
厄介な…カラミティ現象だ…
ジャスワントにうまい具合に見つかり、引きとめられたのだ。
いくら俺でも、銃弾がなければ戦えない。そしてU2(銃)の特徴は多種に渡る弾薬を撃てることになる。
パルティアのように木の実や牙骨を使用した弾丸もいーちゃいいが…この時代にアレで戦うのは限界があるし、元々、俺はハーピーを狩って『ギルドに石田あり』と宣伝するのが目的だ。

「ホームシックだよ。 それにここでは金が稼げないし、ハーピーは捕まんないし、弾丸はないし、ギルドに行って依頼を探してくるのさ」

ハーピー狩りはギルドの依頼ではない。捕まえた後に引き渡せば、そのレートで金になる。
正式な依頼を受けて失敗するよりは勝手に狩りに出かけた方が気楽なのだが、ギルドからの支援がない。すべてが自腹だ。

「仕事ならい~~っぱい、あるわよ」

「よせ」

あっさり突っぱねた俺の言葉に彼女は驚愕した。表情も唖然。
かつて、軍にいた頃は『女・博打・酒』に金をつぎこんだ。
博打は勝たないと気持ち良くない。
酒は飲んだ後が切ない。
女は複雑だ。
その女が俺を嫌がるときに、ほざいたセリフが「よして」だった。
「嫌・ヤダ」よりもはるかに心にグサッときた。
だから「よせ」と言った。ジャスワントには恨みがないから今になって若干、罪悪感があるが―

「い、痛たた…お腹が痛い…」

彼女は腹を抱えて両膝を地面につけて苦しむ。

「何のマネだ…」

だいたいわかる、この展開―

―‐「あ、赤ちゃんが…」

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