この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
数日で懐妊するハズねぇ…なんでこうなる…

「あなたの子がお腹で暴れて痛い…私の仕事ができないわ」

ジャスワントは「グスグス」と腹を摩り、目を拭う。
腹が冷えただけ!すぐにもっと着こめと言いたくなる。なんたってビキニのような格好なのだから。

「ちょっと帰るだけだよ。 俺だって家に帰ってベッドにドカーンと飛び込んで寝たい時もあるよ」

寝袋で生活も限界に来ていた。
風呂も水風呂…最悪でも温い(ぬるい)風呂やシャワーを浴びたい。
演技でも腹を痛がる女の子に「簡単にデキるハズねぇ」などと言えない。

「痛いよ、痛いよ、痛いよー。 だ、誰か…ッ」

この場合はギャラリーが現れ、男が悪者扱いが相場だ。

「…わかったよ…今度は何すればいいんだよ?」

俺は諦めた、でもニーズヘッグなんつードラゴンとは戦いたくないな。
ベヒーモスなら金になんだけど…

パッとジャスワントは嬉しそうな顔で俺を見上げた。

「私とゴブリン達の駐屯地に行ってほしいの。 彼らの新天地を探すのよ」

彼女が言うのは、以前のゴブリン達だ(7章参照)
だが、あの事件で悪いのはDエルフ。
俺はバジリスクと偶然に遭遇し、事の成り行きを説明した。
バジリスクとは会話ができないが、言葉を解すので話は通じる。
この時ばかりはモンスター使いとは言わないが、デビスサマナー(悪魔召喚士)の気持ちになれた。
このPDAがハンドヘルドなら―‐
ってことは置いといて、

「住む土地は自分たち探させた方がいいよ」

このユグドラシルの樹海での人間の開拓を政府は禁じている。
亜人が住むには森が必要不可欠であり、有事の際に彼らは日本のために戦う大切な戦力。

「そんなこと言ったって…私も悪い事したなって気持ちもあるし…」


/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ