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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
―‐ボコボコ
オルトロスが黒い泡となって消えはじめた…
BCWの殆どは最後に気化して消滅する。


「オルトロス…ロストしたか…」

サラマンダーが発した言葉だ。
いつの間にかサラマンダーがドアにへばりついていた。

ヤツには耐久力は無い。
何発か、打ちこめば倒せるのだが早く、柔らかい皮膚は銃剣では突きづらい…

アーマーシュナイダーのような鋭利なモンがあればと思うのだが、敵を殺すことを想定しないメタルエッジには強敵となる相手だ。

U2ライフルのスコープでヤツをロックオンすれば、多少はオートで敵を追ってくれる。
ユーティリティパックの標準ともされるスナイパーパックは中距離で狙撃ができるのが魅力だが…
サラマンダーは目標としては小さい。

「デルピューネ…気をつけろよ、アイツは牙や爪だけじゃない…長い舌が槍のように襲ってくるぞ」


「…この任務は中断だ! サラマンダー! その陸軍迷彩と蛇女を殺せ!」

アルラウネが大声で叫んだ。
何か任務を受けて樹海で活動していたようだが、BCWが動くミッションは殺戮がほとんどだ。

サラマンダーが空中を飛んで着地した一瞬の隙に狙撃することにした。
だが――

「キャァッ」

なんとヤツは長い舌でデルピューネの手首をからめ取った。
―‐叩っ斬ることができないのにっ

オルトロスの戦闘を見ていたのか?
俺の武装をデータ化して認識しているのか?

隠し腕では、刃渡りが足りない…

そのままヤツを銃撃したが、回避されたと思うと一瞬でデルピューネにまとわりついた。


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