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〝真〟MonsterRaper
第8章 お嬢様は無理難題をおっしゃる
「あっ!?」
「人間がモンスターと一緒にBCWと戦おうと言うのか? 」
サラマンダーが彼女の首を掻っ切るように爪を喉に突き付けた――
ヤバい!
銃を照準する時間、
隠し腕を投げる時間、
ない…
銃弾で戦う俺は仲間を被弾させる危険がある。
彼女は何も持っていない。
オルトロスの言動からデルピューネはデータがないモンスター亜種。
サラマンダーは先に彼女を殺すことを選んだのか?
―‐がっ!
次の瞬間、サラマンダーに小剣が刺さり彼女の肩から崩れ落ちた。
デルピューネはすぐに俺の元へ来ると、中から以前、ジャスワントを運んでくれた青年が走ってきた。
「大丈夫ですか!?」
青年は円形型のバックラーの中から更に小剣を取りだした。
サラマンダーは舌で小剣を引き抜くと、白い体液が吹き出た。
「……ゴミども…」
サラマンダーは戦う際、本来集団で襲ってくるものだが今回は一体だったのは運がいい。
小剣で貫かれた体で尚も戦おうという姿勢を見せる。
時間がたてばサラマンダーの皮膚は再生する。
両生類をベースにしたのはどんな場所でも侵入できるようにだ。
水中でも可能…
「人間がモンスターと一緒にBCWと戦おうと言うのか? 」
サラマンダーが彼女の首を掻っ切るように爪を喉に突き付けた――
ヤバい!
銃を照準する時間、
隠し腕を投げる時間、
ない…
銃弾で戦う俺は仲間を被弾させる危険がある。
彼女は何も持っていない。
オルトロスの言動からデルピューネはデータがないモンスター亜種。
サラマンダーは先に彼女を殺すことを選んだのか?
―‐がっ!
次の瞬間、サラマンダーに小剣が刺さり彼女の肩から崩れ落ちた。
デルピューネはすぐに俺の元へ来ると、中から以前、ジャスワントを運んでくれた青年が走ってきた。
「大丈夫ですか!?」
青年は円形型のバックラーの中から更に小剣を取りだした。
サラマンダーは舌で小剣を引き抜くと、白い体液が吹き出た。
「……ゴミども…」
サラマンダーは戦う際、本来集団で襲ってくるものだが今回は一体だったのは運がいい。
小剣で貫かれた体で尚も戦おうという姿勢を見せる。
時間がたてばサラマンダーの皮膚は再生する。
両生類をベースにしたのはどんな場所でも侵入できるようにだ。
水中でも可能…