この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
〝真〟MonsterRaper
第3章 疾風の天使
とにかく拳銃をハーピーに向けて撃発した。
ありったけの弾丸をたたき込んだ。
俺自身も跳弾で危険だが、もう気にしていたらこのLvの戦闘を制することができない。
「イダァァァッッ!」
その瞬間、ひときわ大きな悲鳴を上げハーピーがのけ反った。
バク転で着地したことで姿勢が低くなり、何発かが顔面にヒットしたようだ。
銃で顔面を撃たれても生きているタフネスが恐ろしい。
そのまま靴底を顔面にトラースキックの要領で叩き込んだ。
「グアァァ」
鼻血が舞う。
靴底には折り畳んだスパイクの鉄、つま先には先芯という鉄まで仕込んだ俺の半長靴で蹴りを叩き込まれれば人間の体術を軽んじているモンスターは虚を突かれ、さらにダメージが増す。
だが、早い。
地面をキレイに転がりながら低空で駆け出し飛び去ってしまった。
GPSがある以上、逃がすことはないが、あの瞬発力には何か対策を練らなければ……。
ありったけの弾丸をたたき込んだ。
俺自身も跳弾で危険だが、もう気にしていたらこのLvの戦闘を制することができない。
「イダァァァッッ!」
その瞬間、ひときわ大きな悲鳴を上げハーピーがのけ反った。
バク転で着地したことで姿勢が低くなり、何発かが顔面にヒットしたようだ。
銃で顔面を撃たれても生きているタフネスが恐ろしい。
そのまま靴底を顔面にトラースキックの要領で叩き込んだ。
「グアァァ」
鼻血が舞う。
靴底には折り畳んだスパイクの鉄、つま先には先芯という鉄まで仕込んだ俺の半長靴で蹴りを叩き込まれれば人間の体術を軽んじているモンスターは虚を突かれ、さらにダメージが増す。
だが、早い。
地面をキレイに転がりながら低空で駆け出し飛び去ってしまった。
GPSがある以上、逃がすことはないが、あの瞬発力には何か対策を練らなければ……。