この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
〝真〟MonsterRaper
第4章 破天荒な美女
このまま、ハーピーとの戦いを継続すれば、弾丸より先に兵糧が尽きる。
本当は、ハーピーのモンスター価格を考えれば、打ちきりだ。
しかし、俺はハーピーを縛り上げたくて仕方がない衝動に駆られている。
グレネードランチャ―や攻撃力の高いバスター弾で仕留めることは簡単だ。
しかし、できる限りはキズをつけずに捕獲したいのだ。

拠点の荷物をバックパックにまとめ、俺は樹海にあるダークエルフ(Dエルフ)の村に向かうことにした。




Dエルフの村は、山に挟まれた場所に築かれていた。
東西南北が天然の城壁(山)に恵まれ、入り口に迎撃施設を構築し、外部の敵に備える。

周囲を徘徊するモンスターや人間でもエルフを狩るもの達がいるかも知れないので安全に暮らすための備えなのだろう。

山から吹き下ろす風で風車を回し、湧き出る豊富な水で作物を育てる。
エルフは地球が選んだ人類との声も上がる。
モンスターは地球が自らのばい菌を殺すために作った善玉菌ともいう説もある。
ばい菌は……人間。

村の門番には事情を話せば通してもらえた。
特に俺はDエルフから依頼も受け仕事をしたことがあるので何も抵抗はない。

その足で大衆食堂に向かい飲食には見向きもせず、まっすぐカウンターに向かう。
Dエルフのハンターではないがモンスターを倒せば、賞金が出るようになっていてその情報が貼り出されているのだ。
彼らもハンターと呼んで間違いはないが、エルフ界では「賞金稼ぎ」や「始末屋」、「戦士」と呼ぶ。

ハーピーの情報はなかった。
まぁ被害がないモンスターを狩る理由はない。

Dエルフ達の視線が突き刺さる。
迷彩服の人間がズカズカと入ってきたのだから驚くのも無理はないが。
屈強な鎧を纏う者から、マイクロビキニとブーツでいる女子も多い。
Dエルフの女子は露出度が高く、まさに「コブラ」の世界だ。
ビキニアーマーもいるから、堪らない。

「この中でハーピーと戦う猛者はいないか?報酬は……10万だ」

Dエルフにも現金が通じるが、彼らは物々交換が主流なので大枚までは払わずともいい。
/206ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ