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〝真〟MonsterRaper
第4章 破天荒な美女
「なんだ、貴公もハーピーを狙っているのか?」
意外なことに女が声をかけてきた。
しかし、褐色肌ではない。
といっても銀髪……
エルフとDエルフのハーフである。
鎧は装備していないが、剣が拵えてある。
フェミニンストレートロングの銀髪は艶やかな光沢で輝きを放つ。
小さな顔に通った鼻筋、蒼穹のような瞳はアクアマリンを凌駕する美しさだ。
若くて美人。
細身のエルフ界では珍しくDカップの突起するつぼみと下腹部の線を隠しているだけのような危ないビキニから白く透明な肌が惜しげもなくサービスされている。
ブーツは膝に届きそうだ。
「どうした?私の顔になにかついてるか?」
目の前の女は不審そうに眉を寄せた。
そこでようやく俺は我に返った。
「――俺の場合は捕獲だがな」
「いや、ハーピーの討伐依頼は私が契約している。だから貼ってないんだよ」
なるほど、人間界のシステムとは違うわけか。
でも、エルフの場合は捕獲はないだろう。
彼女は俺に近づいてき、
「なんなら一緒に戦うか?」
-えっ!?-
そう声をかけてきた。
「悪いが、俺はハーピーの捕獲と種づ…ハーピーを生きたままできる限り傷つけずに捕まえたい。殺すんなら、とっくにぶち殺している」
「なるほど。捕獲でもいいよ」
「なんだと!?」
思わず目を見開いた。
「ハーピーの強さを知っているのか?ただの鳥人鬼じゃない…」
「私はジャスワント。貴公の名は?」
「…ハイザック石田だ」
彼女はカウンターに行き、何か用紙を受け取るとペンを借り、サササと何か書き込んだ。
「何のマネだ?」
「これで、私と貴公はパートナーだ」
カタカナとローマ字だらけの日本語で書かれているエルフ版の契約書だった。
意外なことに女が声をかけてきた。
しかし、褐色肌ではない。
といっても銀髪……
エルフとDエルフのハーフである。
鎧は装備していないが、剣が拵えてある。
フェミニンストレートロングの銀髪は艶やかな光沢で輝きを放つ。
小さな顔に通った鼻筋、蒼穹のような瞳はアクアマリンを凌駕する美しさだ。
若くて美人。
細身のエルフ界では珍しくDカップの突起するつぼみと下腹部の線を隠しているだけのような危ないビキニから白く透明な肌が惜しげもなくサービスされている。
ブーツは膝に届きそうだ。
「どうした?私の顔になにかついてるか?」
目の前の女は不審そうに眉を寄せた。
そこでようやく俺は我に返った。
「――俺の場合は捕獲だがな」
「いや、ハーピーの討伐依頼は私が契約している。だから貼ってないんだよ」
なるほど、人間界のシステムとは違うわけか。
でも、エルフの場合は捕獲はないだろう。
彼女は俺に近づいてき、
「なんなら一緒に戦うか?」
-えっ!?-
そう声をかけてきた。
「悪いが、俺はハーピーの捕獲と種づ…ハーピーを生きたままできる限り傷つけずに捕まえたい。殺すんなら、とっくにぶち殺している」
「なるほど。捕獲でもいいよ」
「なんだと!?」
思わず目を見開いた。
「ハーピーの強さを知っているのか?ただの鳥人鬼じゃない…」
「私はジャスワント。貴公の名は?」
「…ハイザック石田だ」
彼女はカウンターに行き、何か用紙を受け取るとペンを借り、サササと何か書き込んだ。
「何のマネだ?」
「これで、私と貴公はパートナーだ」
カタカナとローマ字だらけの日本語で書かれているエルフ版の契約書だった。