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〝真〟MonsterRaper
第5章 英雄の条件
ここはモンスターの姿がない。
それでも警戒を解くことはしない。
この深い森のおかげでこちらの動きが大きく制限されるからだ。
木が邪魔になって思うように動けない。
ジャスワントも剣が振るえない。
俺に至っては銃で狙えないどころか、跳弾で仲間を傷つける。
ここでモンスターと遭遇すれば大変なことになる。

ただ、この深い森も天然のバリケードだった。
この先にあるのはコボルトの村。

樹海のみ生存する原住民で、長い耳、獣のような尻尾、褐色の肌を持つ亜人だ。
かつて内閣ではコボルトやゴブリンはモンスター視する意見があったが、大地震の際に海上自衛隊の退艦した空母が亜人たちを救い、後の復旧作業では亜人たちの協力があってこそ日本が復興したと言っていいほどで、彼らはエルフ、ドワーフ同様に亜人と認定された。

犬人鬼と呼ばれるのだが、意外にも獣人感はない。
尻尾があるだけで耳はエルフのような長さだ。
やや身長は人間に比べれば低めなので俺は優越感になる。

ジャスワントの話によると未確認モンスターが現れ、一部の地域が砂漠化するなどの被害があるらしい。


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