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4+1 刺激的な存在
第7章 衝突
「晃聖…っ!」

「っはぁ…。はぁ…。
 ごめん…少しとばしすぎた…。」

あがった息を整えるふたり。


ーぎゅうー

「どーしよ…本当に、あんたのこと…。全部手に入れたくなった。」

「え…。」

切ない彼の表情にグッときてしまう。

「絶対に、他の男なんかに渡さない。」

ーちゅー

そうして、彼は私に優しくキスをするのであった。

眠気に襲われ、彼と裸のまま抱き合い眠りについてしまった。

翌朝

「晃聖!起きて!ヤバいよ!時間!」

時刻は朝7時を指している。

「ん…何いって…。今日土曜日…。」

「え…?そうだ…。ごめん…。」

ーグイッー

「きゃっ!」

「もう少しこのままで居させてよ。」

彼は私をベッドへ引き戻した。

「朝から昨日の続きする?クスっ」

「し、しません!」

「全力で拒否されるとヘコむー。」

「…っプ!晃聖かわいい!そんなに、拗ねないで!」

「男に、かわいいってほめ言葉じゃないからー。」

ーガバッー

「んっ!」

「からかうと襲うぞ。」

「ご、ごめんなさい。」

こんな、やりとりが少し心地いいと思い始めていた。
彼のまだ知らない表情や感情を私に表してくれることは、嬉しく感じてきたのであった。
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