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4+1 刺激的な存在
第9章 2人っきりで
「先輩!私の発想と想像力の限界超えました…。」

私は、デスクの上に突っ伏してしまう。  

「そんなこというなー。……。けど…俺も全然出ない。」

会社の時計は、20時を回っている。


「「あー。どうしよ。」」

2人の声が重なる。

「っぷ!合いましたね!」

全然がグッと近づいてくる。

ードキッー

「んじゃあ、キスでもする?」

「なんで、そうなったんですか?!」

「んー。したいから?かな。」

顎をもたれ、色っぽい目で見つめられる。

「っ//////」

目をつぶってしまう私。

ーちゅっー

「…へ?!」

おでこにキスされ、少し期待はずれであった。

「唇がよかった?」

「いいいいえ!!」

「俺、いいこと思いついた!
 今度の休み使って、感性を磨くために、旅行いこう!」

先輩の眠そうだった目が輝いている!

「え?あの…。」

「っつーことで、よろしく頼む!
 もう、発想が…。何かに刺激されてこよう!」


私は、全く断る隙も与えられず、旅行前日となった。
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