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4+1 刺激的な存在
第2章 佐藤巧side
新人歓迎会の夜、気になる彼女も来ていた。

しかし、心ここにあらずといった様子だ。

彼女とは、仕事も一緒にする事が多い。
しかし、本当はどんな人なのか、掴めないところがある。

俺は、知りたい。
緊張しながら、彼女に声を掛ける。

彼女は、いつも通り、元気に笑顔で返事をしてくる。いつも自分は後回し。
新人を構ってこいと、話をそらされる。

(そんな、顔してんのに、他いけるかよ…。)


いつも、そうだ。
自分より、相手のことを優先する、彼女。
俺は、お前が気になってるんだよ。

帰りに、彼女の話を聞く口実で、飲みに誘う。

(ただ、お前と一緒に過ごして、色んな表情をみたいだけなんだよ。なんか、怪しまれてるかな?俺。)


彼女の行きつけというバーへ向かう為に、タクシーにのる。
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