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4+1 刺激的な存在
第3章 お見通し
「昨日、誰かとしてた時の喘ぎ声もよかったけど…クスッ
 俺の行為で、喜んでくれる喘ぎ声の方が、もっとイイよ。」


「/////」

恥ずかしすぎてまともに顔が見れない。
私の隣に横になる彼。

(あれ…。なんか、私しか気持ちよくなってない…)

もう、終わったかのような雰囲気。

「………。あのー…。」

「…ん?」

「この先の…ことって…。」

沈黙が続く。
やる気が失せたのかと不安がよぎる。

「あー…。俺はもう満足。」

「け、けど…なんか、不平等っていうか…しっくりこないっていうか…。」

「…!まだ、満足できなかった?」

「いいいいいえ!!そーじゃなくって…。」

「自分が気持ちよくなったんだから、いいじゃん。
 そんなもんじゃないの?」

サラッと傷つくことを言われた。
胸が痛い。
冷え切ったような、感情がない言葉。
哀れに思ったと同時に、何かを変えたい。そう思った。
お互い好き合った同士のセックスではない。
愛なんてソコには無い。
お互いの欲望のままのセックス。
そんなセックス一人でするのと、変わりない。


「…ちよく…たいです…。」
消えそうな声で言うが、彼には届かない。

「お互い気持ちよくなりたいんです…。」

彼は、一瞬驚いた顔をした。
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