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4+1 刺激的な存在
第6章 求められること
「マスター!」

マスターのお店に行くと、お客さんは、まだ来てないようで私1人だけだ。

「あっれー!常連さんがきたよー!
 今日は、1人?」

気さくに話しかけてくるマスター。
この人の笑顔をみると元気になる。

「私は、ずーっと1人ですよー!」

「はっはっは!
 なーにいってんだ。ビールいいか?」

「はーい!マスターも飲みなよ!」

「太っ腹ー!ご馳走さまでーす!」

1人で飲むのも気が引ける。

「「かんぱーい!」」

「あー!美味しい!幸せー!」

「お前、おっさんレベルだぞ!
 女らしくしなさい!」

「イーの!いーの!
 好きな人のまえでは、女らしくしまーす!」

「お前なぁ…。
 そーいや、こないだの男は?」

ードキッー

「あー!仲良い職場の先輩だよ!」

「へー!なんかあったのかー?」

「な、ない!」

マスターは、鋭い。

「あったな!はっはっは!
 ガキじゃねーんだから、いいだろ!
 なんか、キレイになったんじゃないか?」

マスターに見つめられてドキッとする。

「や、やだー!やめてよ!////」

「喋んなきゃきれいなのになー!はっはっは!」

なんだかんだ、いって一時間以上いる。

「マスター…。お客さん来ないねー。」

「……。悲しいこというなよ…。」

「ごめん!
 お手洗い貸してくださーい。」

「客こない…か…。
 くるはずないだろ…。
 外の電気消してんだから。
 今日だけは、いいよな…。」
ひっそり話すマスター。
そんなこととは、知らない私。

「マスター!
 ハイボールくださーい!」

「もう、作ったよ。」

「さっすがー!」

「飲み過ぎんなよー!」

「はーい。」

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